スリランカ最大の都市、コロンボ(Colombo)
スリランカ最大の都市コロンボは、バンダラナイケ国際空港(Bandaranaike International Airport)CMBから車で約40分のところにあります。 スリランカには地下鉄がないので、空港からコロンボへの移動手段は、バスかタクシー、トゥクトゥクとなります。
2019年現在、テロがあったばかりなので、空港は軍の警備が厚く、出迎えなどの一般車両は空港敷地内に長時間停車できない関係もあり、初めてのかたは空港でバスかタクシーを捕まえたほうがいいと思います。空港ロビー内に、タクシー会社のカウンターがあります。 コロンボの中心、フォート駅までは2,000ルピーくらいで移動できます。
コロンボには大きなお寺が2ヶ所あります。
●ガンガラーマ寺院(Gangarama Temple)
ここではブッダの髪の毛を見ることができ、コロンボで一番有名なお寺です。
入り口で靴を脱ぎます。(スリランカのお寺では必ず靴を脱ぎます。)
肌の露出が多い服装だと、入り口で白い布を渡されます。半ズボンだったら、腰から下を布でスカートのように覆ってください。首や胸元の空いた服だったら、マントのように羽織ってください。
入り口からまっすぐ進むと、大きなブッダの木があり、ローカルの人たちはここでお祈りをしています。ブッダの木というのは、その昔、ブッダが悟りを開き涅槃(ねはん)に入るときにこの木の下に横たわった言われている木のことをいい、ローカルの人にはローブッダの木として大切にされています。日本では、菩提樹と呼ばれています。
お祈りの時間は、朝6時半、11時半、夕方6時半と1日3回あり、誰でも参加できます。私たちが行ったときにも、たくさんの子供達やヨガ修練者のような方達がいてブッダの木の下で瞑想をされていました。
また、ここにはたくさんのブッダ像や世界から集まった骨董品などが展示してあります。
●シーママラカヤ寺院(Seema Malakaya Temple)
ここは、スリランカで最も有名な建築家ジェフリー・バワによるデザインでつくられたお寺です。(ここでも靴を脱ぎます。)入り口で蓮の花を売っているおじさんがいます。スリランカ人は、お寺でお花をお供えするのが一般的なので、ぜひお花を買ってブッダに供えましょう。
桟橋を進むと、池の真ん中にお寺があり、ブッダ像があちらこちらに配置されています。 ジェフリー・バワといえば、建物と海の境界を感じさせない建物をデザインする建築家としてすごく有名ですが、さすがバワデザインのお寺とあって、お寺と水の融合がとても美しいです。
1年中夏の気候のスリランカですが、風がふくと心地よく、お寺の周りに植えられた木々の葉がさえずります。ブッダ像のまとった服の布地が風になびきます。
一瞬、都市の喧騒を忘れ、静かで美しい情景に心があらわれました。
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