城壁に囲まれた旧市街、ゴール・フォート(Galle Fort)
コロンボから南へ車で2時間程行ったところに、ポルトガルやオランダ、イギリスに統治されていた旧市街ゴール(Galle)があります。
今回は、初めての列車で!しかもファーストクラス!
私たちは、今回、コロンボからゴールまで約2時間半、列車で移動することにしました。
列車のスケジュールはWEBで探すことができましたが、チケットを買う方法が分からず、チケットは駅に行って購入しました。
Colombo Fort駅
列車のスケジュールはこちらのサイトで検索できます。
http://slr.malindaprasad.com/index.php
チケットにはいくつかの種類があり、ファーストクラス、2等席、3等席があり値段も違います。この座席の大きな違いは、ファーストクラスにはエアコンが付いているという点です。旅行者のかたには、ファーストクラスを強くお勧めします。2等席、3等席はローカルの通勤の人達が多く、ぎゅうぎゅうに人が乗り込んでいます。旅行者で大きな荷物を持っている場合は、とても窮屈で大変です。
列車は海岸線を進みます
ファーストクラスは、日本の新幹線のように広めの座席で全席指定席、エアコンも付いていて2時間半の列車の旅はとても快適でした。
世界遺産の街、ゴール・フォートへ到着
そして、ゴールへ到着!駅からトゥクトゥクを拾い、旧市街ゴールへ。すぐに城壁が見えてきます。城壁の中へ入ると、アジアと西洋が入り混じったような、タイムスリップしたかのような街並みが広がります。
ゴールは古代からペルシア人、アラブ人、ローマ人、中国人などが訪れる、スリランカの大きな港町でした。
歴史は古く、16世紀はじめにポルトガルによって支配されます。次に17世紀半ば、「オランダの東インド会社」の支配下へ変わり、このオランダ植民地時代に、ゴールは港町として大きく発展しました。オランダが衰えた18世紀末、イギリスの支配に変わり、主要港はコロンボへ移されましたが、ゴールにはその頃の面影が今も色濃く残っています。
城砦の土台を築いたのがポルトガルで、現在の街並みと砦をつくったのがオランダ。その後、イギリスは、城砦には手をつけずそのまま使ったのだそうです。
ゴールは長年西欧諸国から植民地支配を受けていたため、当時の建物がいまだに多く残っています。街を歩くとかわいいカフェやレストラン、ジュエリーショップや雑貨屋さんがあちこちにあります。
また、世界遺産に登録されている砦は2004年に起こった大津波から街を守ったことから、奇跡の世界遺産と呼ばれています。
オランダ教会 国内最古のプロテスタント教会です
仏教寺院もあります
広場で絵画を展示している場合も
Stick No Bills セイロンと呼ばれたイギリス植民地時代を元にした、
ポスターやカードを取り扱うお店です
ポスターやカードを取り扱うお店です
Mimimango おしゃれなドレスや小物がたくさん
夜の街並みも綺麗なPedlar's Inn Cafeの外観
ここはイギリス時代には郵便局だったそう
ここはイギリス時代には郵便局だったそう
子供達がクリケットをしています
ゴールの要塞の先端、旧市街の一番奥、
ポイントユトレヒト砦にある、高さ18メートルの灯台です
ポイントユトレヒト砦にある、高さ18メートルの灯台です
【ゴール・フォートは世界遺産に登録されています】
・名称:ゴール・フォート
・住所:Galle fort
・UNESCO URL:http://whc.unesco.org/en/list/451