スリランカで野生の象を見に行こう!
スリランカで大切にされている象ですが、野生で生息してる象を見ることができる場所があります。
それは、象サファリです!!
スリランカの国立公園は車で乗り入れることができる、サファリになっているところが多くあります。
国立公園なので、野生の動物が生息しています。象だけでなく、バッファローや蛇、鷲や孔雀などスリランカに生息している動物や、季節でやってくる渡り鳥などを見ることができます。サファリは湖に面しているところが多く、その湖の周りに生息している野生動物を見ることができます。
私たちは、キャンディに近い、ミンネリヤ国立公園(Minneriya National Park)を訪れました。
エントランスでチケットとサファリに入るための車をチャーターします。もしも、旅行代理店経由でツアーを組んでいれば、この手間は省けます。(私たちは、ローカルの彼がいることもあり、旅のコストを最小限に押さえたかったので、旅行代理店には一切お願いしていません。)
チャーターした車はジープで、後ろの荷台に乗ります。私たちが行った時は、雨が降っていない、晴天の午前中。なんのカバーもないジープの後ろの座席に座ります。
立ち上がって風を感じるのは、とても気持ちがよかったです。
いざ、象さんに会いにサファリへ突入!
ジープで進むと、地面が1mくらいの山状に盛り上がっていて穴がたくさんあいています。蛇が住んでいるそうです。ちょっと怖い。。。
木々の間には猿の親子がいます。
お猿さん、道の真ん中でくつろぎすぎです…
頭上には、木の枝に鷲がとまっています。何か、狙っているのでしょうか。
しばらく進むと、ジープに乗り合わせたガイドが、何かいる!と言っています。
よく見ると、孔雀が3羽、水浴びをしていました。
どんどん進んでいくと、水辺が見えてきました。バッファローの群が見えます。
こんな風景は、ナショナルジオグラフィックでしか見たことがなかったので、自分の目で見ていることに感動しました。
そしてジープで進む、進む、進む。色々な野生の動物の群れに出会いますが、行けども行けども、象さんの群には会えません。
すでに、この大自然にとても感動していましたが、何としても象さんを見たい。
そう思っていた時に、いました!!!1頭だけ、水辺でリラックスしている象さんに会えました!
象は、地面の草をむしっては体にかけて、ひたすらくつろいでいる様子です。その周りには小鳥が寄り添っています。彼に聞くと、あの鳥たちは、象がむしった草の間にいる虫を食べているんだよ。と。
大きな鼻でゆっくりと、草をむしっては自分の体にかけ、むしってはかけ、象さんは遊んでいるようにも見えます。
野生の生き物の生態系の頂上にいる象とその周りの生き物達。優しくて力強い自然界の雄大な王様がそこに存在しました。
その後は、行けども行けども、象の群には遭遇せず。本来なら、大きな象とその子供達、合わせて100頭ほどの象の群れが見られると期待して行きましたが、時間帯がよくなかったようです。
私たちが行った午前中は、ほとんどの象がやぶの中で寝ていて、活発になるのは夕方、もしくはすごく早めの早朝のようです。
サファリで象を見るなら夕方
私たちが怒りを感じたのは、象が見れなくても、象が見れると案内をした国立公園の関係者です。見れるチャンスがあるかもしれない…ということなのでしょうが、だとしたら、確実に見れる時間を提示したうえで、それでも今見る?と聞くべきなのではないでしょうか。
IT技術が進むと、国立公園の中で象がどこにいるのか、分かるようになると思います。今は過渡期かもしれませんが、海外から象を見にわざわざ来ている人には、なるべく見れるように配慮するのも課題かもしれません。